Linux版リレーサーバプログラムの起動ファイルの記述例を教えてください。

AGT Japan Web会議 よくある質問

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番号 6515
概要 Linux版リレーサーバプログラムの起動ファイルの記述例を教えてください。
詳細 Linux Installation Web会議 リレーサーバ Linux版テレビ会議 T-Client エンタープライズは、当方より提供する3つのファイルで、構成されています。その中のtclientは、リレーサーバのサーバ起動スクリプト (起動ファイル) です。

お客様の設定にあわせる必要があるので、エディタで編集してください。

下記のネットワーク設定で、Web会議 T-Client スタンダードのリレーサーバを稼働させることとします:

グローバルIP207.46.197.32
プロトコルtcp のみ使用。 音声に udp は使いません。
ポートtcp 40000
回線速度 (Net Speed)512 K bps 以上
音質 (Audio Quality)4
サーバ ログ出力します。
ルーム名tclient
パスワードpassword

この場合、サーバ起動スクリプト tclient 下記の強調文字で記述したところが編集した部分です。

start(){ の直下の行

./tserver.sh start -s tclient -u tclient -p password -l 40000 -g 40000 -n 3 -a 40000 -r 1 -q 4 -w 1 -c start -d

stop(){の直下の行

./tserver.sh stop tclient

-q の Audio Quality は、1 - 10 のあいだで設定します。数字が大きいほど音質がいいですが、回線を圧迫します。なお、-a 40000 は、音声に tcp を利用しているので udp 40000 をつかうわけではありませんが、ダミーとして、数値は記述してください。

このリレーサーバで、ユーザープログラムを起動しログインに成功したら、テキストチャット欄に、次のように表示されます:

Version : 1.0.30
Action : Logging in
Action : Connecting to Server 207.46.197.32 : 40000
Action : Connection Granted
Action : Connecting...
Audio Protocol : TCP , Quality : 4
Action : Connected

Linux では、ポートに Well Know Port を指定した場合、具体的には 0 から 1023 までのポートですち、root 権限で実行しないとエラーになるようです。 下記は、その例です:

[tclient@agt tserver]$ ./tclient start
2010-03-16 21:28:06 JST tclient2 '' 'serverMain initLog' 'Log Started'
tclient : Authorizing...
Authorized. Starting Server...
Permission denied
2010-03-16 21:28:07 JST tclient2 '' 'serverMain uninitLog' 'Log Closed'
tclient : Stopped
[tclient@agt tserver]$

ちなみに、Linux のクライアント アプリケーションは、32768 から 61000 が既定されています。 T-Client では、リレーサーバプログラム側で、T-Client を利用するためになにかを設定する必要はありません。
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