エコー処理技術 FDSEC の導入

AGT Japan ニュース レター リスト

番号/区分 No. 3640 / T-Client技術情報
概要 エコー処理技術 FDSEC の導入
詳細 acoustic echo FDSECエフディーセックとなづけました新技術を開発し、開発版 ver 1.0.19 に実装しています。

FDSEC は、周波数変調のよるオリジナルの音声成分とエコーとして変える成分の引き算をして、スピーカーから再生する仕組みです。

Skypeなどでは、同時発生すると、どちらかの音声が再生されませんし、音楽を再生しながら会話すると、音声か音楽が途切れることがあります。

FDSECでは、これらの問題を解決した独自の技術です。 "Cancel Echo"にチェックをいれたらFDSECがフル稼働します。チェックがなければ、20%の稼働です。(注 バージョン 1.0.21 から、チェックなしですと、FDSECは稼働しません)

周波数変調でオリジナル音声とエコーを判別するため、同じ部屋に2つの PC + マイク + スピーカーを設置した場合は、話者の音声を、話者以外のPCのマイクが拾うため、FDSECが正しく働かない異があります。また、一部のWebカメラ付属のマイクでは周波数がことなるために、こちらも FDSECでエコーを除去しきれないことがあることがあります。

テレビ会議 開発版 ダウンロードで、インストールしてご評価ください。 (注: テレビ会議 ver 1.0.24 で安定版としてリリースしました。2009年5月25日現在)

なお、FDSECは、システム開発業者さま向けに、モジュールとしても、ご提供が可能です。

[註 Web会議 T-Client スタンダードは、ver 1.0.22 2009年5月で、エコーキャンセラ FDSEC を実装ずみです]
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