リレーサーバ方式とスカイプなどの自律P2Pネットワークの比較

AGT Japan ニュース レター リスト

番号/区分 No. 3205 / T-Client技術情報
概要 リレーサーバ方式とスカイプなどの自律P2Pネットワークの比較
詳細 Skype super node Skypeは、1対1で、ある程度の回線帯域があるときは、高音質の通話が楽しめます。

しかし、参加者が3人以上となり、また、海外拠点や遅い回線がふくまれてしまうと、通話ごとの品質のばらつきが顕著になります。

これは、Skypeが、サーバを経由しない自律的なP2Pネットワークであることに起因します。

すなわち、接続のたびに、スーパーノードとよばれるSkypeのシステムが割り当てたどこかのサーバが音声を中継するためです。たまたま、そのスーパーノードが遅い回線だと、音質がさがってしまうわけです。

そして、1対1ですと容認できた回線速度でも、3拠点以上になると、音切れなどの障害が発生してしまいます。

不特定多数の多人数の接続には、このスカイプ方式は、利用者にとって、便利といえます。 [電話会社やインターネット プロバイダから、インフラただ乗りの声もありますが...] しかし、企業や官公庁、学校の会議のように、決められたメンバー間の通話は、決められたリレーサーバをご用意いただくのがベストです。

もちろん、Web会議 T-Clientは、リレーサーバ方式を採用しています。
AGT Japan ニュース レター リストに戻る。

Copy right reserved by AGT Japan