エコー設定 ダブルトーク (Double Talk) と 残響時間 (Reverb Time)

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番号/区分 No. 5185 / T-Client技術情報
概要 エコー設定 ダブルトーク (Double Talk) と 残響時間 (Reverb Time)
詳細 Reverb リバーブ設定 エコーキャンセラ FDSECは、自動でおこなうエコー成分除去機能に加え、手動での調整可能になっています。メインウインドウの "設定" (Audio Settings) のボタンを押すと、エコー設定 (Echo Settings) のメニューが表示されます。

ダブルトーク (Double Talk) は、遠隔地の参加者の音声がスピーカーを通じて再生されているときに、自分の音声がどれだけでているかを検出するレベルを決めるのに使います。これは、自分の音声のレベルよりはるかに小さい音声が、自分のスピーカーから再生されようとする時、その音声を雑音と判定して、削除してしまう機能です。

赤色の部分は、遠隔地の音声にいくばくかのエコーがあり、より大きい自分の音声の環境です。緑色の部分は、遠隔地の音声がない状態で、より小さい自分の音声です。

通常は、初期値でご利用ください。

もし、同時に発声したときに、エコーが気なる場合、赤い方向に移動させます。遠隔地が低い音量設定で、音声が途切れる場合は、緑方向に移動させます。

残響時間 (Reverb Time)は、遠隔地の音声がスピーカーを通じて再生されているときに、壁などので反射する音響です。 T-Clientを利用する部屋が広ければ、残響時間が長くなりまし、部屋がせまければ、短くなります。例えば、3 m x 3 m の部屋の理想的な残響時間は、200 ms (ミリ秒)です。環境により、増減して調整してください。

通常は、一番左で、ご利用ください。

音響処理をしていない体育館など、音声が反響するところでは、この設定を、高くしてください。
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