番号/区分 | No. 5770 / T-Client技術情報 |
概要 | VPNによる udp ポート制限 (OCN の場合) |
詳細 |
![]() こちらのケースは、VPNが、動的に割り当てた端末のポートを使わせない仕様になっているためのようです。具体的には、ルーターに、リレーサーバで設定された音声用 udp port のoutgoing と incoming の両方のブロックを削除することで、開通することがあります。 T-Client は、ユーザーに、煩わしい設定をしなくていいように、各端末は、ルーターの設定が不要です。それは、通信に使用するポートを、T-Client が自動的にポートを割り振るようにしているからです。 動的に udp ポートを割り当てるので、他のアプリケーションが同じポートを割り当てる競合も回避できます。 OCN の VPN のように、動的に割り当てる udp のポートをブロックすると、udp での音声が利用できないわけです。 T-Clientは、TPC か UDP を選択できますし、ポートも指定できます。この VPN の場合ですと、ルーターの設定変更ができなければ、音声プロトコルに tcp を採用することで、T-Client を、ご利用いただけます。 [ 注 OCN と交渉して UDP のパケットを許可することができるとの情報がありました。 2010年4月 ] |