ネットブックで、バッテリ駆動のとき CPU 使用率が高くなる

AGT Japan ニュース レター リスト

番号/区分 No. 5880 / T-Client技術情報
概要 ネットブックで、バッテリ駆動のとき CPU 使用率が高くなる
詳細 省電力モード ネットブック AC電源では問題ないのに、バッテリ駆動のネットブックでWeb会議をしていると、しばしば、ログアウトさせられてしまうことがあります。アンチウイルスソフトなど、常駐のプログラムをすべて停止しても、解決しないこともあります。

これは、消費電力を抑えるために、バッテリ駆動の時は、CPU を遅いクロックで作動させていることが、原因です。 Lenovo IdeaPadですと、通常なら 1.6 G Hz なのですが、バッテリ駆動で Low Power のときは 797 M Hz しかありません。

タスクマネージャで見てみると、T-Client のプログラムである tclientnet.exe の CPU使用率が、20% から 30% 余分に消費されてしまい、その結果、CPU の使用率が 100% に近づきます。これにより、T-Client が Live Packet をリレーサーバに送信できなくなり、強制的にログアウトします。

コントロールパネルで設定によりクロックの低速化を避けることができる機種もあるようですが、その場合,バッテリの消耗が急速に起こるリスクがあります。

なお、マイクロソフトのWindows サポートなどでは、それとは別に、OS の不具合があることも報告されています。心当たりの方は,最新の Service Pack (SP) をインストールするようにしましょう。
AGT Japan ニュース レター リストに戻る。

Copy right reserved by AGT Japan