VPN環境にリレーサーバを設置する際のヒント

AGT Japan ニュース レター リスト

番号/区分 No. 6825 / T-Client技術情報
概要 VPN環境にリレーサーバを設置する際のヒント
詳細 サーバ導入型 製品版のサーバ導入型では、お客様にリレーサーバを設置していただきます。[当然ですが、無料開放ルームやASP型では、AGT Japan でリレーサーバを稼働させるので、このページに記載されていることは関係ありません]

T-ClientのWindows版リレーサーバのリレーサーバプログラムは、スタンダード / エンタープライズから、ダウンロード/インストールします。インストールは、ダウンロードしたセットアップファイルをダブルクリックするだけで、簡単にできます。

固定 IP リレーサーバの設定に加えて、VPN 環境下では、通常、NAT越えが必要になりますので、待ち受けポートのポート開放が必要です。ポート開放の手順ポート開放の確認方法も、ご参照ください。

固定IP など、特殊なインターネットの回線は不要です。

VPN の内側にリレーサーバを設置する際の注意として、下記が挙げられます:
音声プロトコル
音声のプロトコルを選択します。 udp の方が音質はいいのですが、VPN の環境下では、tcp の方が無難です。
ポート マッピング
待ち受けポート
http (port 80) や https (port 443) などの Well Known (よく知られた) ポートや、任意のポートで待ち受けできます。 もし、テレビ会議 T-Client エンタープライズの無料開放ルームが、音声が聞こえないなど、正しく稼働しない場合、http や https など、Well Known Port で、リレーサーバの待ち受けポートを設定し、ポート開放を行ってください。 incoming と outgoing の双方向の開放が必要です。
動作確認用として、イーモバイル + ネットブックにリレーサーバを稼働させるのも、いいかもしれません。

無料開放ルームが使えましたら、AGT Japan が、リモートデスクトップ機能でお客様の PC にアクセスして、リレーサーバとネットワーク設定をすることが可能です。 その場合、ルーターの設定も必要ですので、ルーターの ID とパスワードをご用意ください。 ただ、ネットワーク管理者がいらっしゃいましたら、ネットワーク設定は、その方に設定をお願いするべきかとおもいます。ネットワーク管理者の方は、第三者が自分の管理しているルーターの設定変更を許可しないとおもいます。

関西地区のお客様は、ご要望がございましたら、AGT Japan より出張して設定させていただきます。
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